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経営者とZ世代をつなぐ未来創造番組「CLUB CEO」(interfm 毎週日曜日朝7:00放送 パーソナリティ:弊社代表五十嵐彰)に株式会社ロッテから中島 英樹 代表取締役社長執行役員にご出演いただきました。番組の概要は下記のとおりとなります。
※1枚目 前列左から中島社長、五十嵐。後列左から、Z世代ゲスト加藤さん、SMBCCF飯村さん、Z世代ゲスト志澤さん。2枚目 左から中島社長、Z世代ゲスト志澤さん、加藤さん。
放送日 :2024年10月20日(日) 7:00~7:55
放送局 : interfm
出演者 :中島 英樹(なかしま ひでき)さん
(株式会社ロッテ 代表取締役社長執行役員 )
略歴>
1962年 8月生まれ 広島県出身
1987年 広島修道大学 商学部卒業、株式会社ロッテ入社
2006年 ロッテ冷菓株式会社 執行役員
2008年 株式会社銀座コージーコーナー 代表取締役(出向)
2015年 株式会社ロッテアイス 取締役を経て代表取締役
2018年 株式会社ロッテ 取締役常務執行役員
2022年 株式会社ロッテ 取締役専務執行役員
2024年 株式会社ロッテ 代表取締役社長執行役員(現職)
Z世代 : 志澤 舞さん(湘南学園高等学校 3年生)
活動>3年前から小田原、鎌倉を中心に地域菓子パッケージを使ったアップサイクルイベントを開催。そのデザイン性の高さと、地元で愛されてきたデザインを地域資源と位置付けたことで大きな反響があり、教育・環境・観光・福祉など多分野でのコラボも実現し、多様な社会課題の取り組みへと拡大中。環境省グッドライフアワード、小田原カルチャーアワード、全国高校生マイプロジェクトアワードで受賞
Z世代 : 伊加藤 碧衣さん(第一学院 managaraBASE 池袋 高等部3年生)
活動>出会い、交流をテーマに人が繋がるきっかけを作るカフェ『recontre』の運営やワークショップを行っている。また、受験に向けて勉強に励んでいる
放送内容:ロッテの歴史:菓子業界のパイオニアとしての歩み
株式会社ロッテは1948年に設立され、東京都新宿区を拠点に菓子、アイスクリーム、健康食品、雑貨の製造および販売を行う企業。国内外の社員数は2024年3月末時点で総計7,189名にのぼる。ロッテは、消費者に身近な存在として広く知られている。
ロッテの代表的商品の数々
ロッテは「キシリトールガム」「ガーナミルクチョコレート」「コアラのマーチ」など、数々のヒット商品を世に送り出してきた“お口の恋人”として知られている。これらの製品は、消費者の嗜好に応え、長年にわたって支持されている。
多様なブランドが織り成すロッテの豊かな世界
ロッテのグループ会社には「銀座コージーコーナー」「Dari K(ダリケー)」「メリーチョコレートカムパニー」があり、菓子以外にも多岐にわたる事業を展開しており、顧客の生活に豊かさを提供し、ブランドの多様性を実現している。
経営の舵を取る中島社長:ロッテの新しい方向性
2024年4月より代表取締役社長執行役員に就任した中島社長は次の重点方針を設定した。
– サステナビリティの重視: 環境への配慮を強化し、持続可能な企業経営を目指します。
– 既存事業の基盤強化: 現在の事業をさらに強化し、安定した成長を図ります。
– 海外事業の拡大加速: 地域国に合わせた商品をローカライズし、国際市場での競争力を高めます。
– 新規事業の創出推進: 新しいビジネスモデルや商品を開発し、市場のニーズに応えます。
甘さの歴史:ロッテチョコレート事業の60年とこれから
ロッテのチョコレート事業は60周年を迎え、これまでの成功を振り返りつつ、
さらなる成長を目指している。ガーナ史上初の巨峰フレーバーも登場し、秋冬にだけ味わえるプレミアムガーナ5品が10月に新発売。スタジオにも商品をお持ちいただきました。
※プレミアムガーナ クレームショコラ<焦がし生キャラメル>/プレミアムガーナ プラリネトリュフ<ヘーゼルナッツ&アーモンド>/プレミアムガーナ フルーツショコラ<完熟巨峰>
スタジオに「生 チョコパイ」をお持ちいただきました!
お馴染みのチョコパイがチルドデザートになった、『生 チョコパイ』をゲストで試食。学生ゲストからも「もうケーキを食べているような感覚、中にもクリームが詰まっていてしっとりして美味しい」「いつも食べているチョコパイとは違うおいしさ」「中のクリームは泡立ててすぐ入れて食べさせてくれたような味わいです」とコメント。
未来創造会議テーマ『お菓子の持つ魅力について』(Z世代→経営者)
加藤さん:私はカフェを運営しており、その中でお菓子が人と人を繋ぐ役割を果たしていると感じています。中島さんはこの点についてどのようにお考えですか?
中島さん:その通りですね。お菓子は、人と人を繋ぐコミュニケーションツールであり、人の心を癒すもの、いわば心の栄養とも言えます。お菓子を持って親戚やお客さん、友達の家を訪れると、誰もが笑顔になります。これはお菓子の最大の強みであり、社会に貢献できる重要な特徴だと思います。
志澤さん:お菓子は種類や味の豊富さで日々進化していて、とても魅力的です。 その魅力を包むパッケージもまた、とても魅力的だと思います。ロッテのお菓子のパッケージは個性的でかわいらしいだけでなく、使いやすく開けやすい工夫がされています。そこにはどのような想いやこだわりがあるのか、お聞かせいただけますか?
中島さん:ロッテのパッケージは比較的、真面目なデザインだと思います。お客様に私たちの伝えたいメッセージや商品の特徴がしっかり伝わるかにこだわって作っています。
志澤さん:私は、企業の理念が反映されたパッケージがとても好きです。デザインだけでなく、使いやすさも含めた理念が感じられます。「開けるときのことを考えて作られているんだな」という思いやりが伝わり、日本の「包む文化」という長い歴史のある伝統が、こんな形で大手企業に引き継がれているのだと感じます。パッケージを開ける瞬間にその魅力を実感しています。
未来創造会議テーマ『商品を買うときのポイント』(経営者→Z世代)
志澤さん:私は完全にパッケージ重視ですね。周りの友達も同じように、パッケージを気にしています。味が美味しいのはもちろんですが、可愛いパッケージだと中身もさらに美味しく感じますし、みんなで『本当に美味しいね』と話しています。
中島さん:そうですか。やはりパッケージは重要ですね。
加藤さん:私もパッケージをよく見ますが、特に自分で作れる『すいかバー』にワクワクして、つい買ってしまいますね。
中島さん:すいかバーというアイス商品があるのですが、それを家庭で作れるようにしたアイデア商品です。すいかバーの素と水を家庭の製氷機に入れ、冷凍庫で固めて作るんです。今年の夏に一部の流通業者とタイアップして販売しましたが、瞬く間に売り切れました。今は販売していないのですが、SNSで拡散されて大きな話題になりました。ちょっとしたアイデアを加えることで、商品が注目される良い例だと思います。先ほどロッテの経営方針であるサステナビリティ経営についてお話ししましたが、最近では企業経営において非常に重要なテーマとなっています。お二人とも、社会課題に対して強い意識を持っていると感じますが、そのきっかけは何かあったのでしょうか?
志澤さん:きっかけは、すべて『好き』から始まっていると思います。私はパッケージが大好きで研究してきましたが、それが捨てられてしまう現実を知りました。また、ひとつの問題を解決しようとすると、新たな問題が出てくることも学びました。そんな中で、パッケージを軸にして様々な分野を横断し、出会った人から知識やアイデアを得て一緒に活動しています。その過程で、問題意識が生まれたり、解決に繋がったりしていますね。
中島さん:素晴らしいですね。
加藤さん:私は、いろんなものから刺激を受けやすいタイプで、テレビや出会った人の言葉などがきっかけになることが多いです。例えば『みんな、コミュニケーションを取らないよね』という言葉に影響されて、自分で行動してみたらもっと人との繋がりが広がるのかなと思い、今の活動を始めました。
中島さん:お二人から、企業にとって大切なことを教えていただいた気がします。
番組を通じてZ世代の感想
志澤さん:中島さんが話してくださったパッケージのお話を聞いて、最初にパッケージの魅力にはまったきっかけとなったデザイナーさんの言葉を思い出しました。その方も『伝えるパッケージ』について語っていて、地域の企業でも大企業でも、パッケージに込められた本質的な部分は変わらないんだなと、改めて実感しました。
加藤さん:今日はたくさんのお菓子に囲まれて、とても素敵な時間を過ごしました。特にこの生チョコパイが本当に美味しくて、毎日食べたいくらい気に入りました!
中島さんにとって、「お菓子とは?」
> 『人生そのものです』
選曲:
1曲目)木綿のハンカチーフ(太田裕美)※中島さん
2曲目)素直になれなくて(CHICAGO)※中島さん
3曲目)夢のはなし(CHAI)※志澤さん
4曲目)ともに(WANIMA)※加藤さん
企業情報:株式会社ロッテ
設 立:1948年6月
代表者:代表取締役社長執行役員 中島 英樹
所在地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-20-1
事 業:菓子、アイスクリーム、健康食品、雑貨の製造および販売
資本金:2億1,700万円
社員数:2,409名
7,189名 (海外拠点・グループ会社含む)
~健康食品、雑貨の製造および販売を行う企業。国内外のグループ社員数は2024年3月末時点で総計7,189名にのぼる。
~SMBCグループ協力~
『お金とくらしのトリセツ』
講師 :SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 飯村 由似さん
テーマ :「金融リテラシーの理解度チェック~社会保険制度~」
内 容 :金融リテラシー検定3万人突破記念!
今回の「お金と暮らしのトリセツ」では、金融リテラシー検定の申込数が3万人を突破したことを記念し、「金融リテラシーの理解度チェック」をテーマに社会保障制度についてお話しいただいた。
理解度チェック~5つの社会保険~
1. 健康保険
2. 介護保険
3. 年金保険
4. 雇用保険
5. 労災保険(労働者災害補償保険)
社会保険制度は、公的な強制保険制度で、日常生活において発生しうる様々なリスクに備えるものである。特に関心が高い「年金保険」は、年金制度が3階建ての仕組みであり、1階部分は「国民年金」、2階部分は「厚生年金」または「国民年金」、そして3階部分は「私的年金」と呼ばれるものである。特にiDeCoや企業年金についても触れ、これからの老後に備えるために私的年金の活用が重要であると強調された。
さらに、「年金がもらえないのではないか」といった疑問に対し、年金制度には「老齢年金」だけでなく「障害年金」や「遺族年金」といった保険の側面があることを理解する必要があると説明された。
<収録の様子>
※ゲストCEOとZ世代ゲストとの収録の様子。(写真左側は中島社長。右側Z世代ゲスト志澤さん(左)、加藤さん(右)
※スタジオにお持ちいただいた商品の一部。写真右側は海外で発売されているチョコパイ
なお、この番組の放送に収まらなかった完全版はAuDee、Spotifyでお聴きいただけます。
・AuDee公式ページはこちら:https://audee.jp/program/show/100000357
さらに、CLUB CEO番組公式のYouTubeチャンネルでは、就活・起業を目指す学生に、このチャンネルでしか聞けない経営者の生の声を配信しています。
CLUB CEOのYouTubeチャンネルをチェックしてみてください!
公式Youtubeチャンネル:https://www.youtube.com/@CLUBCEO-rm9kx
■Steenz(スティーンズ)とは?(https://steenz.jp/)
多様性の時代を生きる10代がもつ「自分らしさ」にフォーカスし、その生き様を賞賛し、個性を磨き続けられる社会を実現させるためのメディア・プロジェクト。
■CLUB CEOとは?
「経営者とZ世代をつなぐ未来創造番組」をコンセプトに、毎週日本を彩る『真の』経営者をゲストにお迎えし、経営者の人柄や事業内容に迫るだけではなく、
小学館が運営する10代向けメディアコミュニティ『Steenz(スティーンズ)』ならびに
幼児から中高生・社会人まで教育サービスを総合的に展開する株式会社ウィザスと連携し、Z世代が持つ「価値観」や「社会課題」を経営者と一緒に考え学んでいく番組です。
<番組概要>
番組名 :「CLUB CEO」
放送局 : interfm
放送日 :毎週日曜日 AM7:00-7:55
進行 :ナビゲーター五十嵐彰(株式会社CMerTV代表取締役社長)