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経営者とZ世代をつなぐ未来創造番組「CLUB CEO」（interfm 毎週日曜日朝7:00放送 パーソナリティ：弊社代表五十嵐彰）にアメリカン・エキスプレス・インターナショナル・Inc.から須藤 靖洋 日本代表/社長にご出演いただきました。番組の概要は下記のとおりとなります。
※1枚目 左から須藤社長、五十嵐。2枚目後列左からZ世代ゲスト小森谷さん、SMBCCF幸田さん、Z世代ゲストあいさん。須藤社長、五十嵐。
放送日 ：2025年1月5日(日) 7:00～7:55
放送局 ： interfm
出演者 ： 須藤 靖洋(すどう やすひろ)さん
（アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド 日本代表/社長 ）
略歴＞
1966年 仙台に生まれる
1990年大学卒業後、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc. 入社
1994年 シドニーオフィス勤務
2001年 帰国し、マーケティング部門
2011年 マーケティング副社長就任
2016年 法人事業部門 副社長 兼ジェネラル・マネージャー
2023年 日本における代表者（社長）就任
Z世代 ： あいさん(立教大学 Global Liberal Arts Program所属 1年生)
活動＞中学1年生から国際バカロレアの学校に進学し、2024年の1月には『国際バカロレア資格』を取得。高校時代はカナダに留学。
Z世代 ： 小森谷 周大さん(東京大学 工学部 システム創生学科Cコース 2年生)
活動＞幼少期はニューヨーク、ロンドンにて約8年間学び、開成中高首席卒業後、現在は東京大学工学部システム創成学科（社会科学と工学の接点のような学科）に所属。学業と並行し、今年4月に、エンタープライズ（大企業）向けにHR・セールス領域でのAIソリューション提供や先端的なマッチングアルゴリズムの共同研究開発を行うスタートアップを創業
放送内容：175年の歴史を持つグローバル・サービス企業：アメリカン・エキスプレス
アメリカン・エキスプレスは、1850年に米国ニューヨーク州で設立。創業当時、ゴールドラッシュの最中に、東海岸から西海岸へと大切な荷物を運ぶ「急行便」サービスからスタートし、その名残が今も社名（Express）に刻まれている。ニューヨークの港を拠点に、多くの移民や冒険者の大切な財産を安全に運ぶサービスを提供しながら世界中に事業を拡大していった。
日本での歴史：100年以上にわたる信頼の構築
1917年に横浜に支店を開設し、日本での事業を開始以来、100年以上にわたり、個人・法人顧客に向けて多様なサービスを提供し続けている。その幅広いサービスには、クレジットカードの発行、加盟店ネットワークの開拓、旅行や保険、レンディングサービスなどがある。
世界最高の顧客体験を目指して
「日々、世界最高の顧客体験を提供すること」のビジョンのもと、7万人を超える社員が一丸となり、単なるペイメントの提供にとどまらず、顧客のライフスタイルに寄り添い、人生のパートナーとなることを目指している。日常のライフスタイルを豊かにするサービスを通じて、顧客の「何かをしたい！」という想いを形にするサポートをしている。
未来創造会議テーマ『未来のアメックスはどうなるのか』（Z世代→経営者）
小森谷さん：未来のアメリカン・エキスプレスがどうなるのか、純粋にディスカッションしてみたいと思いました。実際に今、AIやデータを取り扱う会社を運営していますが、アメックスはグローバル規模で多種多様な利用者データ、膨大なビッグデータを持っていると思います。それらを活用して、例えば10年後、20年後、50年後にはどんな未来が実現できるのか、未来の決済がどのように変わるのか、すごく興味があります。
須藤さん：AIの進展は驚くべきスピードで、まだ数年しか経っていないのに、世界が劇的に変化しています。小森谷さんの質問に対する 答えとして、「アメックスが20年後どうなっているか？」というのは、正直、私たちも完全には読めません。しかし1つ言えるのは、アメックスが 1850年に創業してから175年間、大切にしてきた「サービス」「セキュリティ」「トラスト（信用・信頼）」という3つの価値観です。これは未来においても変わらないと思います。また、決済ビジネス自体は今後も続いていくと思います。この3つの価値観を持ち続ける中で、新しいビジネスが展開されるのではないかと想像しています。
小森谷さん：私がアメックスに抱いていた最初のイメージは「かっこいいブランド」というものでした。でも、今お話を聞いて、富裕層や ブランドイメージだけでなく、「サービス」「セキュリティ」「トラスト」という考え方が非常に大切にされていると感じました。アメックスもそれを使うお客様も、今後20年、30年と共に成長・進化していくんだろうなと思います。
あいさん：最近では「多様性」や「ダイバーシティ」が注目されていますが、本当に多様性が生かされる社会を実現するためにはどうしたら良いのか、私自身も気になっています。アメックスは社内でLGBTQ+に関する取り組みや、他の多様性に関するネットワークを展開していると伺いましたが、須藤さんの意見をぜひお聞きしたいです。
須藤さん：アメリカン・エキスプレスはグローバル企業であり、社員には 多種多様な国籍、人種、性別、宗教、LGBTQ+、障がいの有無などを 含めた幅広いバックグラウンドの方々がいます。多様性を特別意識しているというよりは、すでに会社の文化として根付いている状態です。ただ、一方で、アンコンシャスバイアスというのは誰にでもあるため、多様性に関するトレーニングは重要です。毎年すべての社員全員が、必ず多様性に関するトレーニングを受けることを義務化しています。
あいさん：今のお話を聞いて、私が理想とする多様性の在り方に非常に近いと感じました。これを今後、日本全体や海外にまでどう広げていくか、改めて考えさせられました。
未来創造会議テーマ『目の前に100万円があったら、何に使いますか？』 （経営者→Z世代）
あいさん ：100万円ですか。私はもう一択です。北極に行きたいです。北極への渡航費が現実的に100万円位かかるので、その全額を北極旅行に使いたいですね。
小森谷さん：僕は美味しいご飯を食べたいです。1回で使い切るのではなく、フレンチ、イタリアン、和食といった一流の料理を1週間かけて堪能したいと思います。大学生だと一人3000円～4000円の焼肉でも「ちょっと高いな」という感覚があります。それ以上の金額はなかなか出しづらいですね。
須藤さん：有名な賞などで表彰されたお店などは？
小森谷さん：行きたいですね！でも学生には少しハードルが高いです。7日間連続で行けたら最高だと思います。
あいさん：今聞いていて、男女で違うのかもと思いました。私の周りでは アフタヌーンティーが流行っています。ホテルラウンジで季節ごとに変わるメニューを楽しむのですが、1回1万円～3万円くらいします。それでもネイルや服装にお金をかけて、写真を撮って楽しむのが流行っていますね。
須藤さん：Z世代はコスパ重視だと思っていましたが、アフタヌーンティーにそんなにお金をかけるんですね？
あいさん：普段の食事ではコスパを重視しますが、自己投資に関しては惜しみなくお金を使う世代だと思います。ネイルや服、メイク用品など、高額なものでも購入します。Instagramの影響も大きいですね。
小森谷さん：最近の若者は物欲が減ったという言説があると思うのですが、物欲が減ったというより、どう使ったらいいのか選択肢を知らない人が多い印象です。例えば、100万円が手元にあっても、すぐに選択肢が浮かばないことがあります。それをAIや（アメックスの）コンシェルジュがレコメンドしてくれると便利だと思います。
須藤さん：確かに、AIがレコメンドをしてくれる時代が来るかもしれませんね。
番組を通じてZ世代の感想
あいさん：カードの発行年が刻まれるっていうところが、すごくロマンチックだなと思いました。創業の年が「Since ○○年」って刻まれているのを見ると、時の重みを感じます。今、新年で2025年ですけど、1年って本当にあっという間に過ぎていきます。「あの年は何をしてたっけ？」って振返った時に、それがカードに刻まれていると、毎回手に取るたびに「ロマンチックだな」って感じるんです。やっぱり、女の子としてはロマンチストに憧れる部分があります。
小森谷さん：アメックスさんの「お客さんの人生に寄り添う」という考え方がすごく素敵だなと思いました。今日の須藤さんのお話を聞いて、その考え方が自分の中で深く刻まれた感じがします。これからカードを使うたびに、今日の須藤さんの話を思い出して、「あの時の話、すごく心に響いたな」って感じるんだろうなと思います。これから、そういう特別なタイミングを迎えるのがとても楽しみで、ちょっとワクワクします。
須藤さんにとって、「クレジットカードとは？」
＞ 『人生のパートナーです』
選曲：
1曲目）Happy Song(Mr. Children)※須藤さん
2曲目）Don’t Stop Believin’(Journey)※須藤さん
3曲目）Loving Me 4 Me(Christina Aguilera)※あいさん
4曲目）二度寝(Creepy Nuts)※小森谷さん
企業情報：アメリカン・エキスプレス・インターナショナル ・inc.
（米国本社）
設 立：1850年（日本では江戸時代、嘉永3年）
代表者：スティーブ・スクエリCEO/会長
所在地：アメリカ、ニューヨーク
事 業：金融（銀行事業、クレジットカード、加盟店開拓、ネットワーク事業など）
社員数：7万人＋
グローバル：世界200以上の国と地域でビジネスを展開
（日本）
設 立：1917年（日本で初の事務所を横浜に開設）大正6年
代表者： 須藤 靖洋
所在地：東京都港区虎ノ門4-1-1
事 業：金融（クレジットカード、加盟店開拓、ネットワーク事業など）
～SMBCグループ協力～
『お金とくらしのトリセツ』
講師 ：SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 幸田 慎吾さん
テーマ ：「契約」
内 容 ：契約とは？
当事者間でお互いに合意し、法的な権利と義務を約束する行為。この行為は法律で守られており、権利を得る一方で義務を果たすことが求められる。
例えば、アルバイトを始める際には「雇用契約」を結ぶ。これは、働く側が労働を提供し、雇う側がその対価として賃金を支払うという約束をすることになる。
契約を守らないとどうなる？
契約の意味を理解せず、義務を果たさない場合には裁判所に訴えられる、損害賠償請求を受ける等の可能性があるため、こうした事態を避けるためにも、契約内容を十分に理解し、自分が何を約束しているのか確認することが重要。
不本意な契約を防ぐためのポイント
・契約書の内容をしっかり確認する
・曖昧な点があれば、事前に確認する
・騙されないように注意する
・知識が不足している場合には専門家に相談する
法律では、不本意な契約を解消できる場合も定められているが、すべての契約が解消できるわけではないため、最初から慎重に契約を結ぶことが最善の策となる。
＜収録の様子＞
※ゲストCEOとZ世代ゲストとの収録の様子。（写真左側は須藤社長。右側Z世代ゲスト小森谷さん（左）、あいさん（右）
※1枚目 左から須藤社長、Ｚ世代ゲスト小森谷さん、あいさん。
※2枚目 左からZ世代ゲスト小森谷さん、須藤社長、Z世代ゲストあいさん
なお、この番組の放送に収まらなかった完全版はAuDee、Spotifyでお聴きいただけます。
・AuDee公式ページはこちら：https://audee.jp/program/show/100000357
さらに、CLUB CEO番組公式のYouTubeチャンネルでは、就活・起業を目指す学生に、このチャンネルでしか聞けない経営者の生の声を配信しています。
CLUB CEOのYouTubeチャンネルをチェックしてみてください！
・公式Youtubeチャンネル：https://www.youtube.com/@CLUBCEO-rm9kx
・アメリカン・エキスプレス 須藤さん: [こちらからご視聴いただけます]
■Steenz（スティーンズ）とは？（https://steenz.jp/）
多様性の時代を生きる10代がもつ「自分らしさ」にフォーカスし、その生き様を賞賛し、個性を磨き続けられる社会を実現させるためのメディア・プロジェクト。
■CLUB CEOとは？
「経営者とZ世代をつなぐ未来創造番組」をコンセプトに、毎週日本を彩る『真の』経営者をゲストにお迎えし、経営者の人柄や事業内容に迫るだけではなく、
小学館が運営する10代向けメディアコミュニティ『Steenz（スティーンズ）』ならびに
幼児から中高生・社会人まで教育サービスを総合的に展開する株式会社ウィザスと連携し、Z世代が持つ「価値観」や「社会課題」を経営者と一緒に考え学んでいく番組です。
＜番組概要＞
番組名 ：「CLUB CEO」
放送局 ： interfm
放送日 ：毎週日曜日 AM7:00-7:55
進行 ：ナビゲーター五十嵐彰（株式会社CMerTV代表取締役社長）